し尿、生ゴミ・廃食用油をバクテリアにより発酵分解し、大腸菌のいないコンポスト(2次発酵、約100日)にして、大地に返す仕組みです。水分は発酵熱又ヒーター熱により蒸発させます。バクテリア保護の為、過剰なヒーター熱はかけられません。
過剰な水分のみが一気に入ると、蒸発に時間がかかります。
放っておくと溜めと同じになり、悪臭が発生します。
従って、バイオR21、製品には機種により1日の使用制限があります。
この制限を守るために従来は保守メンテに負担がかかり管理に気をつかいました。
そこで弊社はバクテリア保護のため重量センサーにより使用の制限を加えるシステムがございます。(特許出願中) 
これによって保守メンテが容易となり、バイオトイレのキャパシティを超える使用量が把握できます。
しかしながら、予めキャパシティを超える使用量が想定される場合は、
複数のバイオトイレを設置する必要があります。
弊社の重量センサー方式は、カウンタ方式、その他の方式を試行錯誤の上に到達した正確にキャパシティを測定できる方式です。
又、廃食用油をトイレ内に入れる事ができる場合、分解専用の
バクテリア(特許出願中)を入れる事により分解過程の中で大変な熱が発生します。この熱により水分を蒸発させる事ができます。

大便及び生ゴミの中に、強い臭気ぶつがある物を投入しますと、水蒸気を排出する排気ファンより、外部に臭いが出ます。
室内スイッチを1度押すとスクリュウが、ゆっくり回転して大便、生ゴミが中心に巻き込まれます。
バクテリアにより分解が行われ、臭いも無くなります。
又バクテリアが充分居ないのに、し尿生ゴミを大量に入れますと、排気ファンより、悪臭が発生します。
したがって、弊社の場合初期使用前に、バクテリアを投入します。

バイオトイレ最大の欠点へ
保守メンテナンスについて
使用制限と対策
自己処理型のバイオトイレの場合、水分(尿)は発酵熱、又ヒーターに
より屋外に排出します。
発酵熱はバクテリアの繁殖活動により発生しますが、水分(尿)が多く
有機物が無い場合はヒーターの熱により蒸発させます。尿の使用量が過剰に多い場合、強力な熱を加えると大半のバクテリアは死んでしまいます。
私共が引き継いだ時点では、年に何回かおが粉を取り替える必要がありました。
発酵槽内の菌床(おが粉等)の取り替えを年に何回も行う事は大変な作業です。
2次発酵が済んでいない菌床を取り出しますと、大変な悪臭があります。
そのコンポストを屋外に撒くことは、問題であります。
この問題を解決するためには、
発酵槽内のバクテリアの主体をバチルス属系にすることです。
バチルス系は住みにくい条件になると、胞子となり生活環境が良くなると栄養細胞に再度復活します。
外的条件が大きく変化すると、死んでしまうバクテリアは、あてにしないことです。
し尿、生ゴミ等には油が含まれています、油の分解できるバクテリアを入れることで発酵が促進され臭いを抑えられます。
その為には、バクテリアの住みかが大切です。
(おが粉20%(1度なにかに使用した木)そば殻70%その他10%)
バクテリアを大切に思うことが、バイオトイレを快適に使用できる条件となります。
バイオR21の特徴へ
重量センサーシステム
バイオトイレにはそれなりの欠点があります。弊社バイオR21はこの欠点を独自の改良により克服しております。弊社のバイオトイレ バイオR21の開発経過については、バイオトイレ バイオR21の歩みのページをご覧ください。
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